お芝居コラム「感情と技術のバランス」

役者にとって一番大事なのは、感情だ！

という人もいれば、

役者は技術がないと成立しない！という人もいる。

どちらが正しいのか？

本日は「感情と技術のバランス」についてお話します。

感情と技術どっちが必要なの？

結論からいうと、どちらも必要です。

役者にとって、感情と技術は両方持っていなければならないものです。

大切なのは、そのバランス。

どれだけ感情表現がうまくても、滑舌や発声がイマイチでお客さんに届かないと意味がない。

どれだけお客さんに伝えることがうまくてもそこに本物の感情がないと、お客さんを感動させることはできない。

これはバイクのショーに例えることができます。

バイクのショーに例えると・・・。

例えば、クネクネした一本道をバイクで走るショーがあるとします。

感情のままに道を無視して、まっすぐ走っても何も面白くありません。

また、技術だけを考えてノロノロとそのクネクネ道を走っても面白くありません。

ある程度のスピードで、クネクネ道を完璧に走行した時のみ、賞賛と感動を得ることができます。

このように、お客様に感動をしてもらうためには、感情と技術を良いバランスで保つ必要があります。

最後に

いかがでしたでしょうか？

少しでもお芝居をする中でのヒントになれば幸いです。

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