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お芝居コラム「相手のセリフに反応しよう」

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お芝居コラム「相手のセリフに反応しよう

 

 

お芝居は誰かと一緒に作り上げるものです。

 

よく「相手のお芝居を受けて!」「相手のセリフをよく聞いて!」と指摘される役者さんは多いでしょう。

 

受けているつもりなのに!聞いているつもりなのに!うまくいかない・・・。

 

本日は「相手のセリフに反応する」ことについてお話します。

 

よくある失敗例

 

よくありがちでダメなセリフの準備の仕方として、

 

 

 

相手がセリフを言い終わってから、

言葉の内容を理解し、感情が動き、セリフを発してしまう役者さんがいますが、

これだと、自然とは言えず、セリフの出しがかなり遅くなってしまいます。

 

 

では、どのように次のセリフを準備するのがいいのでしょうか?

 

 

どのワードを聞いたら次のセリフが出てくるか?

 

日常会話を思い出してみると、意外と話を聞いている途中で相手が何を言いたいかが分かるものです。

 

 

相手の話を聞いている途中で、次に何を言おうか考えているので、自然な会話とは思っている以上にテンポが速いのです。

 

それが、お芝居になると、相手がセリフを言い終わってから、それを受けて自分のセリフを発してしまうことがよくあります。

 

これは本当の意味で相手のセリフを聞いていません。

 

相手のセリフのどのワードが聞こえたら、ある程度言いたいことが予想できるのか?などを一度考えてみましょう。

 

そうすると、自分の次のセリフの準備時間が前倒しになり、テンポよく会話をすることができます。

 

もう一度、台本を読み直して、自分のセリフの前のセリフにぜひ、注目してみてください!

そうすると、「相手のセリフに反応する」ということが前よりもスムーズになるかもしれません。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

少しでもお芝居をする中でのヒントになれば幸いです。

 

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