お芝居コラム「自分の価値観に変換しよう!」
お芝居コラム「自分の価値観に変換しよう!」
台本をもらった時、どうしてもキャラクターの心情や行動が理解できなかったり、
自分だったらこうはならないのに!といったことに直面したことはありませんか?
台本上に描かれている人物は自分ではないので、理解できないところがあって当然です。
ただ、そうなった時にどのようにして役の心情を理解していくのか?
一つの方法として、自分の価値観に変換するという技があります。
本日は、役と自分の価値観のすり合わせについてお話します。
自分にとっての○○を考える
大事なツボを壊されてしまい、悲しみに暮れるというシーンがあったとしましょう。
大事なツボであるっていう実感が湧かず、感情が動かない!とお悩みの方はいませんか?
そういう時は、自分の大事なものに置き換えます。
役と同じぐらい悲しみに暮れるとしたら、自分だったらあれを壊されたら同じぐらい悲しくなるな。と変換するのです。
そうすると、役にとってのツボは、自分にとっての○○なのであるということがわかってきます。
それが実感できると段々とキャラクターの心情がわかってきて、心情が動くかもしれません。
あなたは本当に人を殺さない?
あなたは人を殺す可能性があると思いますか?と聞くと、
ほとんどの方が無いと答えるでしょう。
でも、果たして本当にそうでしょうか?
シチュエーションが重なりあえば、そのような出来事が訪れる可能性は誰しもあります。
例えば、自分の親が何者かにナイフで刺され続けられていて、自分の手元にナイフがあればその犯人を刺す可能性はあります。
これはかなりの極論ですが、何が言えるのかというと人間はどんな行動もする可能性があるのです。
となると、役の理解できない行動も、どのシチュエーションが重なれば自分は同じ行動を取るだろうと考えてみてください。
そこに役を理解するヒントが隠れています。
役の思考や行動を理解するためには自分だったらと変換しないとなかなか実感できません。
ただ、それが理解できた時、新しい発想が生まれるチャンスでもあるので、
実感するところまで辿り着けるよう、役の価値観と自分の価値観をすり合わせましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
少しでもお芝居をする中でのヒントになれば幸いです。
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