お芝居コラム「五感を使おう」

役者は与えられた状況をいかに信じ込めるかという力が必要です。

そうすれば、演技をするのではなく、その場にいることができるからです。

しかし、家ではうまく行くんだけど、実際は緊張などでうまくいかないなんて方も多いのではないでしょうか？

本日は意識を五感に向けるということをお話します。

五感の記憶を呼び起こそう

まずは、どこか特定の場所にいることを想像してみてください。

例えば「真夏の山奥」を想像してみるとします。

まずは、視覚の記憶。

そこには何が見えますか？

ゆっくりと何が見えるか、周りをたくさんみてみましょう。

その想像できてきたら、

匂いや、味や、暑さや、音や、いろんな想像を増やしていきます。

だんだんと「真夏の山奥」にいられることが信じめるような気分になってきませんか？

シーンが始まったら、相手に集中する

一つ注意しなくてはならないのが、

五感の記憶が使えるのは演じる直前までです。

演じてる最中に、匂いはこうだなーとか意識を自分の五感に向けると、実際の演技がおろそかになります。

日常生活で「今、〇〇の匂いがする」などよほどのことがない限り考えないからです。

五感の記憶は演じる直前の導入部分に使い

演じてるときはその設定の中で役の人生を生きましょう。

本日は「五感を使う」ことをお話しました。

役者にとって想像力はとても大事です。

なかなか想像ができずに、困ってる方は、

五感を存分に使って、台本の世界に入り込んじゃってください！

また新しい世界に出会える可能性があります。

最後に

いかがでしたでしょうか？

少しでもお芝居をする中でのヒントになれば幸いです。

ルートキャスティングでは、役者さんの演技力向上に貢献し、

確かな演技力をもったタレントさんを提案する為に、日々視野を広くし優れたタレントさんを探しております。

事務所の方や役者さんからのお問い合わせも大歓迎ですので

お気軽にお問い合わせください。