お芝居コラム「キャラクターの目的を考えよう！」

登場人物を演じる上で大事な要素の一つとして「目的」というものがあります。

「目的」を考えるとキャラクターを演じる上でかなりの助けになります。

そのキャラクターはどうしたいのか？何を主張したいのか？

これを考えるだけで、台本に書かれていない動作や感情などがスムーズに表現できたりします。

本日は「キャラクターの目的を考える」についてお話します。

相手をどう動かしたいか？

ただセリフを言うだけでは、相手役にも、お客さんに響きません。

相手をどう動かしたいか？を考える必要があります。

自分を好きになって欲しいとか、自分を取り戻してほしいとか・・・。

そこに合った適切な目的が存在するはずです。

まずはその目的を考えましょう！

セリフは文字の羅列

セリフはただの文字の羅列だと思ってください。

心に強くその目的を持って、相手を動かしたいという気持ち１点でセリフを一度言ってみてください。

そうすると自分が意図しない言い方に出会えるはずです。

その音こそが、目的の乗ったセリフの言い方になります。

台本では様々な登場人物の心情が変化をしていきます。

お客さんはセリフの文字情報ではなく、その中に込められた想いを本能的に受け取ります。

その見えない想いがお客さんに伝わった時に感動が生まれるのです。

目的を考え、セリフの意味ではなく、目的が伝わるセリフの言い方を心がけましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか？

少しでもお芝居をする中でのヒントになれば幸いです。

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