お芝居コラム「体の動きから感情を生み出してみよう」

お芝居をする時、頭で考えて感情を生み出してませんか？

それも確かに間違っていませんが、感情は体を動かすことによって実は簡単に生み出せることができるのです。

本日は「体の動きから感情を生み出す」ということをお話します。

体を動かすとだんだん楽しくなってくる？

「楽しい」を表現してと言われたらあなたはどうしますか？

楽しいことを思い浮かべて、だんだんと楽しくなってくる。

それも方法として間違いではありません。

しかし、もう一つ方法があります。

楽しいことを特に思い浮かべず、ただただ体を動かしてみましょう。

ジャンプしたり、走ったり、回ったり。

するとどうでしょうか？だんだんと楽しい気分になってきませんか？

感情というものは、特に考えなくても体と連動して生まれるものなのです。

歩くスピードを変えるだけでも見える景色は変わってくる

では、次に何も考えず歩いてみましょう。

速いスピードで歩いたり、ゆっくりなスピードで歩いたり、いろんな速度で歩いてみましょう。

そうすると、普段このスピードで歩いている時は、駅まで歩いている時だなーとか、

仕事が終わって変える時、このスピードで歩いてるなあなどいろんな情景が浮かんできませんか？

ただ歩いているスピードが変わるだけなのに、気分が上がったり、気分が下がったりするはずです。

つまり、体と感情は連動していて、何も考えず体を動かすだけで感情は動くのです。

本日は「体の動きから感情を生み出す」ということをお話しました。

この方法をうまく応用して、嘘の感情ではなく、本物の感情のお芝居を作り出せるよう、練習してみましょう。

そうしたら、演技がもっともっと好きになってくるはずです。

最後に

いかがでしたでしょうか？

少しでもお芝居をする中でのヒントになれば幸いです。

ルートキャスティングでは、役者さんの演技力向上に貢献し、

確かな演技力をもったタレントさんを提案する為に、日々視野を広くし優れたタレントさんを探しております。

事務所の方や役者さんからのお問い合わせも大歓迎ですので

お気軽にお問い合わせください。