お芝居コラム「役作りをする上で準備すること」
お芝居コラム「役作りをする上で準備すること」
「どうやって役作りしましたか?」
役者さんが取材などで、よくされる質問です。
役作りって何? どこから手をつければいいのかわからない。
本日は「役作り」をする上で、まず準備しなければならないことをお話しします。
台本を読もう
当たり前かもしれませんが、役作りのヒントは台本の中にしかありません。
台本は作品やキャラクターを作る上での設計図です。たくさんのヒントが散りばめられています。
まず、自分のセリフや、誰かのセリフから、自分の役について書かれていることを抜き出します。
「あいつ、元気だよなー」「僕、東大出身で」
のように性格や経歴などが書かれているセリフにチェックを入れて、情報を集めていきます。
これらの情報は、役として絶対に表現しなければいけないルールです。
余白を埋めよう
情報が集まったら、その余白を埋めていく作業をしていきます。
同じキャラクターでも演じる人によって、全然違う役になる。ということをよく聞いたりしますが、
この余白の埋め方がいわゆるオリジナリティとなります。
東大生という設定で、他に制限する情報がなければ、
どんな東大生なのか? 東大に入りたかったのか? 親に入れと言われたのか。
など、余白はいくらでもあります。
この余白を自分なりに埋めていくことで、自分にしかできないキャラクターを作り出すことができます。
個性がより濃く出る役者さんは、台本に書かれていることをヒントに、自分なりに役を作ることに長けている役者さんです。
せっかく役をもらったからには、台本を読み込んで、考えて、想像して、自分にしかできない唯一無二のキャラクターを作り出しましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか?
少しでもお芝居をする中でのヒントになれば幸いです。
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