お芝居コラム「演出家、監督の指示は意図まで汲み取ろう」
お芝居コラム「演出家、監督の指示は意図まで汲み取ろう」
現場で、演出家さんや、監督さんに「もっとこうして欲しい」
という指示への対応力は役者にとって非常に大事なものです。
しかし、その指示の表面だけを汲み取ってしまうと、お芝居が崩れる場合があります。
本日は、お芝居の修正指示をどのように汲み取り、反映させればいいのか?についてお話します。
意図を読み取る
例えば、「ここで、立って欲しい!」などの指示があった場合、一番ダメな反映の仕方は、言われた通りただ「立つ」ことです。
そういう時は一度冷静になって、なぜその指示をしたのか意図を考えましょう。
「顔が見えないから?」「ここでインパクトを持たせたいから?」
必ずそこには意図があるはずです。
客観的な視点を取り入れて、その意図を汲み取りましょう。
理由づけをする
意図が掴めたら、その意図を汲み取った上で、役として「立つ」ということを実行しなければなりません。
役者さんは瞬時に「立つ」理由を作らなければならないのです。
「言いたいことがあって立ち上がったのか」、「相手の役の顔をもっと見たくなったから」なのか、
そのシーンにそぐった、自分なりの理由を必ずつけてみましょう。
それができると、演出の意図も汲み取った上で、違和感のない表現ができるはずです。
「意図」と「理由づけ」をしっかり自分の中に落とし込んで、ただ言われた通りにするロボットではなく、
表現者として、そのシーンを生きましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか?
少しでもお芝居をする中でのヒントになれば幸いです。
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